二十三万

条件を一つずつ読んでください。対象が、どの集計の分子から外れるかを確認します。

二十三万

分類は曖昧なのではない。目的ごとに、明確に切られている。その明確さによって、見える人が変わる。

目の粗い布に、まだ濃い色素のしみと、上だけが薄く残って下が淀んだしみが並んでいる。
目の大きさが決まれば、通るものと残るものが決まる。境界は、目的ごとに引かれる。

ここにあるのは人物ではない。就業の有無、就業できる時期、求職した時期だけを持った標本である。標本の数は、公表されている人数ではない。

人が消えるのではない。ある集計の分子から外れる。外れたあとも、外れた理由は残る。

採点しません。正解はありません。